スポーツ

【2025年プロ野球順位予想】梨田昌孝氏が占うパ・リーグ 本命はソフトバンク、日本ハムも魅力的「新庄マジックは健在、ひょっとしたら優勝も」

梨田昌孝氏は今季のパ・リーグは「2強」と見る

梨田昌孝氏は今季のパ・リーグは「2強」と見る

 昨年はDeNAが26年ぶりに日本一に輝いた日本プロ野球。近鉄、日本ハムなどで監督を歴任して2度の優勝実績を持ち、理論派で知られる梨田昌孝氏(71)は、今季のパ・リーグは「2強」と見る。

【梨田氏の予想】
セ・リーグ 1位=DeNA 2位=巨人 3位=阪神 4位=広島 5位=ヤクルト 6位=中日
パ・リーグ 1位=ソフトバンク 2位=日本ハム 3位=ロッテ 4位=オリックス 5位=楽天 6位=西武

 パの1位はソフトバンクにするか日本ハムにするか、ものすごく迷いました。ソフトバンクは石川柊太(33)がFAでロッテに移籍し、和田毅(44)が引退して先発投手力は昨年より少し落ちたけど、12球団トップのチーム打率、得点、本塁打を誇る打線は健在です。

 柳田悠岐(36)や周東佑京(29)、成長した栗原陵矢(28)ら生え抜き組に加え、移籍組の山川穂高(33)や近藤健介(31)と続く打線はどこでも点が取れます。もともとピッチャーが良いチームですが、今年は打線がカバーする展開も多いのではないか。昨季も柳田がケガでほとんど出られないなかリーグ優勝した打線の力を考えて1位予想にしました。

 ただ、日本ハムも負けないくらい魅力あふれるチームです。昨季は開幕から不振で5月に二軍落ちしたフランミル・レイエス(29)が再昇格すると打ちまくり、水谷瞬(24)、万波中正(24)、清宮幸太郎(25)ら若手が大活躍。さらに開幕4番に指名した野村佑希(24)の内野守備に難があるとレフトで起用するなど、選手の長所をうまく引き出す新庄(剛志)監督の手腕も見事だった。巧みに競争させながら大抜擢して、選手も起用に応えています。

 今季も投手の山崎福也(32)を開幕DHで起用する二刀流を示唆するなど、新庄マジックは健在です。先発投手の頭数が揃っており、ひょっとしたら優勝があるとの可能性を込めて2位にしました。

関連キーワード

関連記事

トピックス

大谷翔平がこだわる回転効率とは何か(時事通信フォト)
《メジャー自己最速164キロ記録》大谷翔平が重視する“回転効率”とは何か? 今永昇太や佐々木朗希とも違う“打ちにくい球”の正体 肩やヒジへの負担を懸念する声も
週刊ポスト
竹内朋香さん(27)と伊藤凛さん(26)は、ものの数分間のうちに刺殺されたとされている(飲食店紹介サイトより。現在は削除済み)
「ギャー!!と悲鳴が…」「血のついた黒い服の切れ端がたくさん…」常連客の山下市郎容疑者が“ククリナイフ”で深夜のバーを襲撃《浜松市ガールズバー店員刺殺》
NEWSポストセブン
和久井学被告と、当時25歳だった元キャバクラ店経営者の女性・Aさん
【新宿タワマン殺人・初公判】「オフ会でBBQ、2人でお台場デートにも…」和久井学被告の弁護人が主張した25歳被害女性の「振る舞い」
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(Instagramより)
《愛するネコは無事発見》遠野なぎこが明かしていた「冷房嫌い」 夏でもヒートテックで「眠っている間に脱水症状」も 【遺体の身元確認中】
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問されている秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年6月4日、撮影/JMPA)
「佳子さまは大学院で学位取得」とブラジル大手通信社が“学歴デマ報道”  宮内庁は「全報道への対応は困難。訂正は求めていません」と回答
NEWSポストセブン
米田
「元祖二刀流」の米田哲也氏が大谷翔平の打撃を「乗っているよな」と評す 缶チューハイ万引き逮捕後初告白で「巨人に移籍していれば投手本塁打数は歴代1位だった」と語る
NEWSポストセブン
花田優一が語った福田典子アナへの“熱い愛”
《福田典子アナへの“熱い愛”を直撃》花田優一が語った新恋人との生活と再婚の可能性「お互いのリズムで足並みを揃えながら、寄り添って進んでいこうと思います」
週刊ポスト
生成AIを用いた佳子さまの動画が拡散されている(時事通信フォト)
「佳子さまの水着姿」「佳子さまダンス」…拡散する生成AI“ディープフェイク”に宮内庁は「必要に応じて警察庁を始めとする関係省庁等と対応を行う」
NEWSポストセブン
まだ重要な問題が残されている(中居正広氏/時事通信フォト)
中居正広氏と被害女性Aさんの“事案後のメール”に「フジ幹部B氏」が繰り返し登場する動かぬ証拠 「業務の延長線上」だったのか、残された最後の問題
週刊ポスト
50歳で「アンパンマン」を描き始めたやなせたかし氏(時事通信フォト)
《巨大なアンパンマン経済圏》累計市場規模は約6.6兆円…! スパイダーマンやバットマンより稼ぎ出す背景に「ミュージアム」の存在
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《ブログが主な収入源…》女優・遠野なぎこ、レギュラー番組“全滅”で悩んでいた「金銭苦」、1週間前に公表した「診断結果」「薬の処方」
NEWSポストセブン
ホストクラブや風俗店、飲食店のネオン看板がひしめく新宿歌舞伎町(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」のもとにやって来た相談者は「女風」のセラピスト》3か月でホストを諦めた男性に声を掛けた「紫色の靴を履いた男」
NEWSポストセブン