大谷の「6月」はこんなに成績が伸びる!
前出・友成氏も「5月がここまでの絶好調ですから、6月がここ数年の水準である12~13本であっても、7月15日のオールスター前までの前半戦だけで40本近くを打つ可能性がある」とみている。
「8月からは投手との二刀流が再開するものと見られており、それがどこまで影響するかはわかりませんが、投手復帰後も月間7~8本を打てば昨季の54本は超えられるのではないか。同じリーグのライバルはフィリーズのカイル・シュワバー(32)くらいで、ホームラン王のタイトルは獲れるでしょう。
期待されるのはアーロン・ジャッジが2022年に記録した62本超えです。MLBの参考記録ではバリー・ボンズの73本などがありますが、ステロイド使用での記録ですからね。“真の記録”であるジャッジの62本を抜けば、昨年の50-50を超える騒ぎになります。可能性はゼロではない。まずはシーズン前半に35本に届くがひとつの注目ポイントになるでしょう」(友成氏)
昨季を超える、さらに異次元の大記録達成があるのか。
※週刊ポスト2025年6月6・13日号