家族で都内を散策していた木村沙織(2025年)
現在の大林のライスタイル
解説業に押し寄せる世代交代の波。大林は一般社団法人SVリーグの理事を務めていたが、2024年9月30日の理事会で体制が変更することになり退任。それに伴い、同年10月1日付けで「SVリーグPRアンバサダー」に就任した。だが、大林は女子のチャンピオンシップファイナルにおいて、NHK BSで解説席ではなくコートサイドリポーターに回っていた。同試合の解説は迫田が担当し、こうした若手起用の流れは今後も続くという。
「昨夏のパリオリンピックを最後に現役引退した古賀紗理那さんが、6月5日から開幕する『バレーボールネーションズリーグ2025』(TBS系)で日本代表戦の解説を初めて務めることも決まり、注目が集まっています」(同前)
2028年のロスオリンピックに向けて、コートの外では各局メダル世代のOG争奪戦に発展しそうだ。このまま解説に定評のある大林の存在感は薄れていってしまうのか。芸能プロ関係者は、彼女の現在の意外な生活を打ち明ける。
「独身の大林さんは現在、地元の東京と福島・会津若松の二拠点生活をしているんです。歴史が好きな大林さんは新撰組に惹かれ、土方歳三の足跡を辿る旅を続ける中、会津若松に魅了されているようです。
6年ほど前から二拠点生活を始めていて、より福島に根付いた生活をしたいと考えているなかで、地元の情報番組にレギュラーで出演し、会津若松市の観光大使も務めています」
一時期と比べて解説の仕事などは減りつつあるものの、バレーボール教室やトークショー、舞台、歌など様々な仕事をこなしているようだ。独自のバイタリティさを発揮し、自身の活動の幅を広げていた。“素子スペシャル”で新たな人生にアタックする大林だった。