撮り下ろしでは、おにぎりづくりに挑戦した
4年前、入社4年目の25歳で新番組の顔に抜擢された田村アナを本誌・週刊ポストが密着した際は「批判に身構えず、共同作業で愛される番組にしていきたい」と覚悟を語っていた。その後、番組は「ニュースなし、ワイドショーなし」の独自路線を開拓。出演者同士のゲーム対決に自ら参戦し、罰ゲームにも果敢に体当たりする姿が親近感を与えた。
田村アナは昨年12月に発表された「好きな女性アナウンサーランキング2024」(オリコン調べ)で同局初の1位に輝いた。
「自分の立場で何をすれば面白くなるのか戸惑いもしましたが、人前で歌うことなども吹っ切れました。いろいろやると人間変わるものですね(笑)」
後輩が増えたことで高まる意識
挑戦が続くめまぐるしい日々が、秘めていたバラエティの素質を開花させていく。入社8年目を迎え、彼女の心境にある変化が訪れたと語る。