容疑者の父親、祖父が経営している飲食店
「友達とか彼女をお店に連れてくるところは一度も見ていません。だからそういう人付き合いは苦手だったのかなと思っていました。仕事についても話したがらなかったね。
唯一、仲がよかったのは彼のお兄ちゃん。誰が見てもわかるくらい、本当に仲がよかったんだけど、10年以上前にバイク事故で亡くなっちゃってね。それからなんとなくご家族も変わったというか……大きな事件でショックだったんでしょうね。事件に関係しているかはわからないけど、あの子にも精神的に影響があったんじゃないかなんて思ってしまいます」
この女性は、齋藤容疑者が事件を起こした後、数年間にわたって何食わぬ顔をしていたことにも、驚きを禁じ得ないようだった。
「なんで7年間も隠していられたのかね。家族と一緒に住んでいるんだから、臭いとかするはずですよ。ご両親は朝から仕込みとかで働いていて、ひとりの時間は多かったから、そのタイミングで殺してしまったのかな……。とにかく個人的には、『なんであの子が』って感じですよ。猫を被って暮らしていたんですね。もう人間不信になっちゃいました」
遺体を切断し、その犯行を隠し続けた齋藤容疑者。一体なにが彼を犯行に駆り立てたのか。警察は現在も詳しい経緯と状況を調べている。
情報提供募集
「NEWSポストセブン」では、情報・タレコミを募集しています。情報提供フォームまたは、下記の「公式X」のDMまで情報をお寄せください。