遺体はゴミ置き場に捨てたとの供述もあるようだ
「容疑者はマンションの一室で暮らしていましたが、家族に対しては『部屋に入らないように』と伝えていたようです。男の父親も取材陣の囲み取材に対して、『異変にはまったく気づかなかった。申し訳ない』とコメントしており、計画的に犯行を隠していた可能性もあります」
齋藤容疑者の一家を襲った“悲劇”とは
動機については「幼少期から人を殺したいという願望があった」と供述しているという容疑者。果たしてその素顔はどのようなものだったのだろうか。
男の家族を知る60代女性は「私に対しては優しくて、爽やかなイケメンだったんだけど……」と漏らす。
「おじいちゃんのお店に、しょっちゅう夜ごはんを食べにきていました。店の前でよくタバコを吸っていて、『お兄ちゃん、今日もかっこいいね』なんて言うと、『そんなことないですよ、おばちゃん(笑)』なんて返してきて。冗談を言えるくらいには明るくて、優しそうな子だった。短髪で、服装も清潔感があって、顔は歌舞伎俳優の中村七之助みたいなイケメンですよ。
2か月前くらいに見たときは、まだ爽やかでした。ニュースでは髪を結っていましたけど、印象が変わりすぎていて、それはもう驚きましたよ。あの子のことはおじいちゃんおばあちゃんがすごく可愛がっていてね……。ご両親もお店をやっていたし、本人もお金には困っていなかったはずです」
犯行の残忍さとは裏腹に、普段は明るい人柄だったと語る女性。さらに男の一家を襲った“ある悲劇”についても証言してくれた。