容疑者の祖父が経営している飲食店
「おじいちゃんっ子」だった容疑者
「彼はおじいちゃん、おばあちゃんっ子だった。昨日、おばあちゃんを見かけて話しかけましたが、普通に『おはよう。いい天気ね』っていつも通りの感じでした。年齢もあるし、(事件について)よくわかっていないのか、そもそも知らないか……いずれにせよ居た堪れないね。
おじいちゃんのお店の隣で、ご両親も飲食店をやっているけど、あの子がそっちに行っているのはみたことがない。逆におじいちゃんには懐いて、ほとんど毎日ご飯を食べにきていたよ。『今日も孫が来てさ』といつも自慢げに話してきてた。でも事件があってからは、一度も見かけていないです。おばあちゃんのお世話をしないといけないから、家にはいるはずだけど……。今回のことでいちばんショックを受けているのはおじいちゃんでしょうね」
NEWSポストセブンがこの祖父に電話をかけると、言葉少なに取材に応じた。
──お孫さんについてうかがいたいのですが。
「ああ、そのことですか……。(10秒ほど沈黙)何を聞きたいんですか」
──どんなお孫さんでしたか。
「……もうね、その件についてはごめんなさいね。何も言えません。というか、全て弁護士さんにお任せすることにしました。ごめんなさい」
意気消沈し、何かを諦めた様子で電話を切った容疑者の祖父。
7年の歳月を経て、明るみになった今回の事件。全容の解明はまだこれからだ。
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