激太りした水原被告(AFLO)
刑務所の中で課されている大谷への「現実的な返済プラン」
水原受刑者には大谷への賠償金約1700万ドル(約25億円)の支払いが残っている。塀の中で浪費するわけにもいかないだろうが——前出・在米ジャーナリストは、「実際の判決では非常に“現実的”な返済が命じられている」と話す。
「言い渡された判決では、獄中にいる間は3か月ごとに少なくとも25ドル(約4000円)の支払いが義務付けられています。連邦刑務所では労務によって報酬を得ることもでき、局によればその時給は0.12~0.4ドル(約17~58円)。仕事は食事の配給、塗装、配管、庭の手入れなどがあります。もっとも、大谷氏への返済額を考えれば雀の涙にもなりませんが……」
負けた分をギャンブルで取り返そうと、収監中に雑念がよぎらなければ良いのだが……。水原受刑者の長い刑務所生活が始まった。
(了。前編から読む)