東京・練馬区の里美さんの自宅
「『会社に来ない』とアパートに警察が…」
「月曜の朝からパトカーと救急車が何台もきていて……。警察の方に話を聞いたら、『ここの住人の同僚から“会社に来ない”と連絡があって』とのことでした。110番通報だったみたいですが、なにやら『広島の殺人事件が……』とか『まだ家の中には入らないで』とか、警官の方が揉めてました。
被害者の方と直接面識はありませんが、このアパートはガレージ付きで、“車マニア”みたいな人が住んでいるなとは認識していました。彼は赤いポルシェに乗っていて、土日になると車庫の前で洗車したり、ドライブへ出かけたりしていたんです。まさか亡くなったなんて……。お気の毒です」
里美さんが住んでいたのは、車2台ほどが置ける車庫を備えた都市型ガレージハウス。本人のものと思われるSNSアカウトのプロフィールには、〈愛車がポルシェ911カレラ、HONDA S660モデューロ〉と記載がある。
“愛車家”だった里美さんが利用していた整備工場の従業員が明かす。
「うちはもうほぼ“ポルシェ専門”でやっていて、里美さんも3回くらいご利用されていました。1年前くらいに、お仕事で東京の本社に異動されて、こっちで生活していると言っていましたね。それまでは数年間、愛媛県松山市にいらっしゃったとか。
長いこと松山にいたからか、愛着があったみたいで『愛媛が好きなんだ』とよくおっしゃっていましたね。物価も安いし、自然も豊かで。『仲間もいっぱいいいて、お気に入りのドライブコースもあるんだ』って」
この男性がさらに続ける。