小瀬村史也容疑者(37)は低学年を受けもつ学年主任だった(学校ホームページより。現在は削除済み)
教師歴10年の“ベテラン先生”だった容疑者
「小瀬村容疑者は横浜市立小学校の教諭です。小学校教諭として働き始めたのは2012年4月のことで、その後は2校で教諭を経験しています。同小学校には2023年4月に着任し、こちらに来てからは低学年の担任を務め、現在は3年生を受けもっております。
この学校は比較的児童が少なく、ひと学年50〜60人ほどでありますが、その中で彼は学年を取りまとめる主任も兼任しておりました。これといった保護者からの苦情や、指導すべき事項もなく……。表現が難しいですが、いたって『普通の先生』と聞いております」
勤務歴10年以上のベテラン教師だった容疑者。小田氏によれば、犯行の内容については現在も調査中であり、明日にも保護者説明会が開かれる予定だという。児童の保護者らが不安に苛まれるなか、同氏は“教師の性加害”に関する所感も述べた。
「所轄の教師に対しては少なくとも年に1回は、コンプライアンスや教育倫理についての研修を行なっております。また今回のように、市内で逮捕者などがでることもしばしばですから、そういうことがあれば都度、注意喚起などは行なってまいりました。
しかし言い換えれば、こういった類いの不祥事は事前に認知することが難しいというのが現状であります。この先生も勤務中は問題なく振る舞ってらっしゃったわけです。どうしようもないというのが、正直なところです。不安に思われている保護者の方のためにも、きちんと調査を行なってまいります」
教育者として生活する一方で“裏の顔”をもっていた小瀬村容疑者。今後、司法は男にどんな判断を下すのか──。
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