昨年9月、行きつけのバーの誕生日イベントに顔を出していた山下容疑者。この店に伊藤さんも訪れていた
「席について飲み始めると、あるとき急に『こいつ(伊藤さん)はおれの“推し”。あいつのところ以外は行かない』と写真を見せながら真剣に伝えてきました。飲んでいる時にも『あんな女、ほかにはいない』とか言って、見た目からは想像できないような表情でデレデレと笑みを浮かべて……。相当、伊藤さんがお気に入りだったんでしょうね」
〈あいつうざいです〉──“推し”にそう思われていることを知った瞬間、山下容疑者の”好意”は殺意へと変わったのかもしれない。一時の怒りの感情に任せ、未来ある2人の女性を殺した男に、司法は今後どんな裁きを下すのか。
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