6月13日、航空会社『エア・インディア』の旅客機が墜落し乗客1名を除いた241名が死亡した(時事通信フォト/Xより)
エア・インディア171便の墜落事故から1か月。7月12日(現地時間、以下同)、インドの航空機事故調査局(AAIB)が予備調査報告書を発表した。
大手紙国際部記者が解説する。
「事故は、6月12日13時10分発のロンドン行きのボーイング787-8で起こりました。インド・アフマダーバード国際空港から離陸して32秒後に墜落し、乗客乗務員と地上にいた計260名が死亡しました。
AAIBの報告書によると 、機体は時速210マイルに達したのち、2つあるエンジンへの燃料供給のスイッチが“RUN(オン)”から“CUTOFF(オフ)”に切り替わっていたことが判明したとのことです」(大手紙国際部記者)
調査報告書には、録音されていたパイロット2名の会話内容も記されていた。