国際情報
2025.09.06 16:00
NEWSポストセブン
《香港の魔窟・九龍城砦に住んだ日本人》アヘン密売、老いた売春婦、違法賭博…無法地帯の“ヤバい実態”とは「でも医療は充実、“ブラックジャック”がいっぱいいた」
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香港の魔窟・九龍城砦のリアルな実態とは…?

下水管が壊れて汚水が上からたれていた

実際に壊されたのは1993、1994年だった

かつて香港に存在した巨大スラム街「九龍城砦」

九龍城砦は警察が介入しない治外法権状態となった

サッカー場4面ほどの広さにはビルがひしめきあっていた

内部は巨大な迷路のよう

最盛期には5万人もの人が住む無法地帯となった

アヘンなどの密売が行われ、売春宿も存在していた

住宅だけではなくお菓子や点心の食品工場も存在していた

19世紀に当時の清朝が築いた軍事砦

資格のない人間が勝手に増改築して当時の形になっていたようだ

違法の診療所や食堂、工場もあった

84年に中英共同声明で香港の返還が決まった

電気系統などの配線が入り乱れていた内部

びしょびしょになった路面を裸足で歩く住民の姿

魔窟・九龍城砦の実態を元住民が語った
