“トリプルボギー不倫”の女子プロ2人が並んで映ったポスター
処分で一区切りのはずが
ところが、今季の開幕戦直前に週刊文春で報じられたトリプルボギー不倫騒動で大きく歯車が狂った。男性キャディ・栗永遼氏との不倫相手と報じられたのが川崎春花、阿部未悠、小林夢果という3人の女子プロゴルファーだった。川崎は開幕から5試合を欠場し、復帰に際して謝罪文を公表。復帰戦では「お騒がせしてすみませんでした」「精いっぱい頑張ります。できることを。これからしっかり練習して、準備して、精いっぱい頑張ります」と涙を流した。
5月にはJLPGAが川崎ら3選手に厳重注意と新人セミナーの受講義務を課す措置を発表。男性キャディ・栗永氏には9年間のJLPGAツアー競技、同協会の関連イベントなどの会場への立ち入り禁止を発表した。
ただ、区切りとなる処分後も川崎の調子は上がらない。日本女子プロ選手権までに19試合出場しているが、8試合に予選落ち。ベスト10入りが1試合(9位タイ)しかなく、メルセデスランク71位と低迷。騒動の余波は大きそうだ。
「川崎プロと栗永キャディの不倫は2023年2月から半年ほどだったと報じられましたが、前年に新人王にも輝いた川崎プロが当該の時期は開幕から予選落ち続きに。ベスト10入りは1試合だけでした。関係が切れた翌年は3勝して復活しているわけですから、マイナスの関係でしかなかったのでは」(前出・ゴルフ担当記者)
自身のキャリアのなかで飛躍のきっかけとなった日本女子プロゴルフ選手権での復活が期待された川崎だが、2日目を終えて7オーバーの75位タイ。予選通過ラインに2打足りなかった。