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《監視カメラが捉えた残忍な犯行》「刺された後、手で顔を覆い倒れた」戦火から逃れたウクライナ女性(23)米・無差別刺殺事件、トランプ大統領は「死刑以外の選択肢はない」

ウクライナ出身の女性イリーナ・ザルツカさん(23)がナイフで切りつけられて亡くなった(Instagramより)

 米ノースカロライナ州・シャーロット地域の公共交通機関システム(CATS)が、ライトレールの車内でウクライナ女性のイリーナ・ザルツカさん(23)が刺殺される瞬間を捉えた防犯カメラ映像を公開した。

 ザルツカさんは、ロシアによるウクライナ侵攻から逃れるため、2022年に母や兄弟姉妹と共にアメリカへ移住していた。ザルツカさんの叔母は、寄付サイト『GoFundMe』にて、〈イリーナは戦争から逃れて安全を求め、新たなスタートを望んでアメリカにたどり着いたばかりだった。不幸にも、彼女の人生はあまりにも早く途絶えてしまった〉と哀悼の意を表した。

 痛ましい事件が起きたのは、8月22日(現地時間、以下同)午後10時ごろ。シャーロットの中心部から南に2kmほど離れたイースト・ウェスト駅で発生した。通報を受けて警察が駆けつけると、駅のホームで刺し傷を負った状態のザルツカさんが発見され、その場で死亡を確認。居合わせた負傷者の1人であるデカルロス・ブラウン・ジュニア(34)が容疑者として逮捕された。

 大手紙国際部記者が解説する。

「地元警察によりますと、ザルツカさんとブラウン容疑者には面識がなく、無差別殺人とみて捜査を進めているとのことです。当初、現地メディアは目撃者も少なく犯行現場の特定を急いでいると報じていましたが、その後、CATSがライトレールの車内で刺殺されるザルツカさんの防犯カメラ映像を公開。現地メディアやSNSを通じて拡散されると、全米で大きな注目を集めました」(大手紙国際部記者)

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