タレントでミュージシャンの桑野信義(HPより)
口ひげにオールバック、「ラッツ&スター」のメンバーとして活躍した“くわまん”こと桑野信義(68)。屈指の実力を持つトランペッターであり、タレントとしても活動する桑野だが、直近では顔がシャープになり、リーゼント風のイケオジに変貌していた──。
桑野は幼なじみの鈴木雅之(69)に誘われ、1980年に「シャネルズ(現ラッツ&スター)」の『ランナウェイ』でデビュー。『め組のひと』などのヒット曲をリリースしたが、グループは1986年頃に活動休止し、各自がソロ活動をスタート。桑野が志村けんさん(享年70)と出会い、タレント転向した経緯をテレビ局関係者が語る。
「当初、志村さんとは桑野さんがラッツ&スターとして、『8時だョ!全員集合』(TBS系)にゲスト出演したときに、顔を合わせた程度だったそうです。
ソロ活動の方向性で悩んでいたときに志村さんから『新番組を手伝ってくれないか?』誘われ、それが『志村けんのだいじょうぶだぁ』(フジテレビ系)でした。志村さんに才能を見出され、『バカ殿』には30年間も家老役として出演し、『ものまね王座決定戦』にも度々出演し、番組を盛り上げてきました」
2020年3月29日、師匠として慕い、恩人だった志村さんが新型コロナウイルス感染による肺炎で他界。自身のブログで「殿! 嘘でしょう…」と絶句していた桑野だが、その半年後、大腸がんと診断を受ける。すでにステージIIIbでリンパ節に転移している状態だった。桑野はNEWSポストセブンの取材に大病を患う前の生活を次のように語っている。