この日のパーティーの収支を記載した政治資金収支報告書(2024年分)はまだ公表されていないが、本誌は参加者のこのような証言を得ている。
「パーティーの仕切りは小泉事務所ですが、案内状が回ってきたのは小泉家を昔から支援している東京の大企業からでした。参加者にも親父さん(純一郎氏)の代から応援している大企業の関係者がかなりいました」
進次郎氏はパーティーを事実上の企業献金の“隠れ蓑”にしてきたのではないか。そううかがわせる証言なのだ。
進次郎事務所に聞くと、「政治資金パーティーも法令に従って適正に開催し、その収支を報告しているところです。現在の法律上の規制との関係で、これを『抜け道』と評価するのは、極めて不当な印象付与であり、顧問弁護士からも名誉毀損に相当するとの見解を得ている」と答えた。
※週刊ポスト2025年10月17・24日号