川崎春花(時事通信フォト)
チャンスがないわけではないが…
最終戦(リコーカップ)を残した『王子製紙エリエールレディスオープン』(11月20~23日)終了時点での50位までに翌年のシードが与えられる。そのタイミングで昨年50位だった内田ことこのポイントは444.23だった。現在460.85ポイントの阿部は当確と言えそうだが、当確ラインまで小林は147ポイント、川崎は206ポイントを稼がないといけないことになる。ツアー関係者が言う。
「単純計算で小林と川崎は残り試合のすべてで15位あたりまでに入り続けないといけない。安定した成績を残せていない以上、なかなか難しいと思うが、あとは“一発逆転優勝”を飾ってシード圏内にジャンプアップする展開しかない。
残り6試合にはポイントが高い4日間大会の『NOBUTA GROUPマスターズGCレディース』(10月23~26日)や『王子製紙』も含まれているのでチャンスがないわけではない。USLPGAのツアー競技の『TOTOジャパンクラシック』(11月6~9日)に優勝すれば米女子ツアーのシード権も手に入る。だが『TOTO』は日本ツアーからはメルセデスランク35位以上にしか出場権が与えられないので、現在のランクが続くなら2人は事実上5試合で結果を出すしかない」(ツアー関係者)
トリプルボギー不倫プロたちの茨の道はまだ続いている。