キム・カーダシアン(45)(時事通信フォト)
これが最先端のオシャレなのか? アメリカのリアリティスターで実業家のキム・カーダシアン(45)による下着ブランド「SKIMS(スキムズ)」が、“偽アンダーヘア付きショーツ”という斬新すぎる商品を発売して、即完売のヒットとなっている。
キムは、全米の注目を集めた“O・J・シンプソン事件”にも深く関わった有名弁護士ロバート・カーダシアンの娘だ。セレブ一家に生まれた彼女は、長年にわたりリアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』の密着を受けて、広く知られる存在となった。
その知名度を武器に化粧品などのビジネスに注力。経済誌『フォーブス』が発表した2021年版世界長者番付では、資産総額10億ドル(当時、日本円にして1100億円以上)を超える富豪として名前が挙がった。また、世界的ラッパーのカニエ・ウェスト(48)の元妻としても知られている(2022年に離婚)。
キムが中心となって2019年に設立した下着ブランド「SKIMS」は、“お騒がせブランド”のようなイメージもつきまとっている。ファッション誌編集者が解説する。
“究極の乳首ブラ”で批判が殺到
「当初は、『KIMONO』というブランド名を予定していましたが、“日本文化を盗用している”と抗議運動が起こり、『SKIMS』へと変更された経緯があります。また、2023年には、“究極の乳首ブラ”として、偽物の乳首がついたフェイクニップルブラを販売しました。
このブラをつけると、トップスを着ていても胸の先がツンとして見えます。斬新すぎる商品に批判が殺到しましたが、“乳がんで乳房切除術を受けた女性も自信が持てる”といった好意的な意見も寄せられ、結果的に大きな注目を集めました」
しかし、今年10月に発売されたばかりのショーツはさらに刺激的なコンセプトと言えるだろう。
