ソウル五輪・シンクロナイズドスイミング(現アーティスティックスイミング=AS)銅メダリストの小谷実可子
猛暑が続いた今年の夏。2か月ほど前──若者や家族連れでにぎわう『よみうりランド』(東京)のプールで白い水着を身にまとい、下半身の肉体美を披露しながら華麗なシンクロショーで人々を魅了していたのがソウル五輪・シンクロナイズドスイミング(現アーティスティックスイミング=AS)銅メダリストの小谷実可子だった。
今年59歳となった彼女は現在、日本オリンピック委員会(JOC)の常務理事、日本オリンピアンズ協会(OAJ)の会長(OAJ)など様々な役職をこなすかたわら、2023年には約30年ぶりに現役復帰し、世界マスターズ選手権に挑戦している。
小谷は今年7月下旬~8月上旬に、シンガポールで開催された世界マスターズ選手権のアーティスティックスイミングでは、混合デュエットテクニカルルーティン、混合チームテクニカルルーティン、ソロフリールーティン、混合デュエットフリールーティンにエントリーし、すべての種目で金メダルを獲得。スポーツ紙記者が語る。
「来年に還暦を迎える小谷さんですが、今も現役時代を彷彿させる演技を披露しています。本人は周囲に『今後も挑戦をずっと継続していきたい』と明かしていて、インタビューでも『次回の世界マスターズからは60歳のカテゴリーに上がりますが、その後も70代、そして80代と続けたいです。挑戦しない自分が想像できないんですよ』と話していました」
“生涯現役宣言”をした小谷は1999年に一般男性と結婚。2児の母でもある小谷だが、次女は宮下結衣(19)として芸能活動をしている。芸能プロ関係者が語る。
「大手芸能事務所に所属する彼女は、2023年に放送された『テイオーの長い休日』(東海テレビ)で連続ドラマに初出演しています。今年4月には広瀬アリスさん主演のドラマ『なんで私が神説教』(日本テレビ系)には、生徒役として出演するなど、活躍の場を広げています」
