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北海道出身マッチョ男 上京後に初めてゴキブリ見て以来恐怖

 どんな屈強な男性でも、意外な弱点があるもの。岐阜県に住む栄養士のKさん(38才)の夫(43才)は、真っ黒いゴキブリが弱点なのだという。ゴキブリに右往左往する情けない夫について、Kさんが告白!

 * * *
 身長180cm、体重80kgで無口なダンナを私の友達は「ゴルゴ」っていってるの。剣道の有段者で、その道では“顔”だし。

 そのダンナの天敵がゴキブリなの。見ると「ギャオーッ! 出たぞ~」って絶叫するんだけど、その前の段階で私はわかる。だって体中の筋肉が萎縮して瞳孔が開いて“恐怖”の塊になってるんだもん。

 ふだんはクマみたいにのっそりしているくせに素早いなんてもんじゃない。「ゴキブリ!」の「ゴキ」といったときは、もう新聞紙とか雑誌を丸めてソファに仁王立ちしているのよ。

 そして「ママ、あっちに行った。いや、そっちじゃなくて、ギャッ、こっちに向かってる」って騒ぐだけ騒いで私に退治させるの。

 ダンナは北海道出身。18才で上京して、初めてゴキブリを見て以来「あの色と動き方が怖くてたまんない」んだって。

「部屋の隅に追い詰めると開き直ってこっちに向かってくる虫なんか、ヤツら以外いないぞ」って、あんまりいうんで、最近、息子たちまでゴキブリを怖がるようになっちゃったわ。

※女性セブン2011年10月27日号

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