国内

木嶋佳苗被告 1回の肉体関係で最低10万円もらっていた

 婚活サイトで知り合った男性たちから総額1億円以上をだましとったとされる“婚活詐欺女”こと木嶋佳苗被告(37才)。彼女が貢がせた男性たちは次々と不審な死を遂げており、亡くなった6人のうち3人については、殺人罪などで起訴されている。2月17日からは被告人質問が行われ、木嶋被告の事件についての証言内容が大きな話題を呼んでいる。

 しかし、決して美人とはいえない彼女が男性を惹きつける魅力とは一体なんだったのだろうか…。木嶋被告が逮捕される瞬間まで同居していた交際相手の男性は、当時、本誌にこんなことを語っていた。

「正直な話、初めて会ったときはウワッ!と思ったんです。でも生理的に受け付けないほどに嫌な感じはしませんでした。痩せたら普通だろうなとも思いました。あの容姿が、“この人なら安心して結婚できる”と信用してしまったきっかけでした」

 木嶋被告から醸し出される安心感も、彼らからすれば魅力のひとつだったのだろう。

「朝起きると朝食ができている毎日は幸せでした。朝はホットケーキ、昼はペペロンチーノや素麺と卵焼き、夜はから揚げに炊き込みご飯、焼き鮭、ソーセージのはいったポトフを作ってくれたこともありました」(前出の元交際相手)

 木嶋被告は、セレブも通う有名料理学校を卒業している。独身の寂しい男性の胃袋を得意の料理で満たすことで、彼らのハートをも奪っていった。不審死した男性のひとりには、言葉巧みにこんなお金の援助を頼んでいたという。

「私は海外の音楽大学の学生で、卒業したら日本で音楽系の大企業に管理職として就職が決まっています。でも父は飛行機事故で亡くなって、母も病気で…学費を払うのが厳しい。大学に通えなくなったら、就職できなくなってしまう」

 まさか詐欺だなどと考えることもなく、その男性は快く援助したというのだ。

「亡くなった男性に木嶋被告は“あなただけが信頼できる、頼れる”といったメールを送ったり、“私は雅子さまのご実家の小和田家とつながりがある。親戚なんだ”ともいっていたそうです」(亡くなった男性の知人)

 気をもたせるようなメールに、大胆なハッタリとさまざまな話術を駆使して多くの男性たちを“転がしていた”木嶋被告。今回の公判では性生活についても赤裸々に語り、自分がいかに男性たちを虜にしていたかを明らかにしている。

 木嶋被告は、婚活詐欺を行う以前には、愛人契約やデートクラブでSEXをすることでお金を稼いでいたという。“1回肉体関係を結べば最低10万円をもらっていた”“SEXで月平均150万円稼いでいた”などと語り、その相手からは、

「いままで(SEX)したなかで、あなたほどすごい女性はいない」
「テクニックよりも本来持っている機能が高い」

 と褒められたと得意気に話したのだった。

※女性セブン2012年3月8日号

関連記事

トピックス

雅子さま(2025年10月28日、撮影/JMPA
《雅子さま、62年の旅日記》「生まれて初めての夏」「海外留学」「スキー場で愛子さまと」「海外公務」「慰霊の旅」…“旅”をキーワードに雅子さまがご覧になった景色をたどる 
女性セブン
悠仁さま(撮影/JMPA)
《悠仁さまの周辺に緊張感》筑波大学の研究施設で「砲弾らしきもの」を発見 不審物が見つかった場所は所属サークルの活動エリアの目と鼻の先、問われる大学の警備体制 
女性セブン
清水運転員(21)
「女性特有のギクシャクがない」「肌が綺麗になった」“男社会”に飛び込んだ21歳女性ドライバーが語る大型トラックが「最高の職場」な理由
NEWSポストセブン
活動再開を発表した小島瑠璃子(時事通信フォト)
《輝く金髪姿で再始動》こじるりが亡き夫のサウナ会社を破産処理へ…“新ビジネス”に向ける意気込み「子供の人生だけは輝かしいものになってほしい」
NEWSポストセブン
高校時代の安福久美子容疑者(右・共同通信)
《「子育ての苦労を分からせたかった」と供述》「夫婦2人でいるところを見たことがない」隣人男性が証言した安福容疑者の“孤育て”「不思議な家族だった」
中国でも人気があるキムタク親子
《木村拓哉とKokiの中国版SNSがピタリと停止》緊迫の日中関係のなか2人が“無風”でいられる理由…背景に「2025年ならではの事情」
NEWSポストセブン
ケンダルはこのまま車に乗っているようだ(ケンダル・ジェンナーのInstagramより)
《“ぴったり具合”で校則違反が決まる》オーストラリアの高校が“行き過ぎたアスレジャー”禁止で波紋「嫌なら転校すべき」「こんな服を学校に着ていくなんて」支持する声も 
NEWSポストセブン
24才のお誕生日を迎えられた愛子さま(2025年11月7日、写真/宮内庁提供)
《12月1日に24才のお誕生日》愛子さま、新たな家族「美海(みみ)」のお写真公開 今年8月に保護猫を迎えられて、これで飼い猫は「セブン」との2匹に 
女性セブン
東京ディズニーシーにある「ホテルミラコスタ」で刃物を持って侵入した姜春雨容疑者(34)(HP/容疑者のSNSより)
《夢の国の”刃物男”の素顔》「日本語が苦手」「寡黙で大人しい人」ホテルミラコスタで中華包丁を取り出した姜春雨容疑者の目撃証言
NEWSポストセブン
石橋貴明の近影がXに投稿されていた(写真/AFLO)
《黒髪からグレイヘアに激変》がん闘病中のほっそり石橋貴明の近影公開、後輩プロ野球選手らと食事会で「近影解禁」の背景
NEWSポストセブン
秋の園遊会で招待者と歓談される秋篠宮妃紀子さま(時事通信フォト)
《陽の光の下で輝く紀子さまの“レッドヘア”》“アラ還でもふんわりヘア”から伝わる御髪への美意識「ガーリーアイテムで親しみやすさを演出」
NEWSポストセブン
ニューヨークのイベントでパンツレスファッションで現れたリサ(時事通信フォト)
《マネはお勧めできない》“パンツレス”ファッションがSNSで物議…スタイル抜群の海外セレブらが見せるスタイルに困惑「公序良俗を考えると難しいかと」
NEWSポストセブン