芸能

あまちゃんにも登場「うに弁当」1日20個限定ですぐ売り切れ

 朝ドラ史に残るといわれるほど大人気の『あまちゃん』の放送も、残すところあと1か月。ロケ地、岩手・久慈市は全国から見学ツアーが押し寄せて、かつてない賑わいとか。「1年半前に訪れた被災地も気にかかるし、海女姿が私より似合う記者がいると思う?」と女性セブンのオバ記者が強引に夏の終わりの北三陸を緊急レポート!

 * * *
 NHKの連続テレビ小説『あまちゃん』の視聴率は平均20%超。その人気ぶりといったら「じぇじぇじぇ!」は流行りすぎてすっかり標準語になり、人が集まれば「夏ばっぱが、春子が、アキが」と、ドラマの話題。

 ロケ地、岩手県の経済効果は約33億円(岩手経済研究所調べ)という数字もうなずける。

 第1回目から魅了されたオバも、おかげですっかり早起きになったもんね。 東京駅から新幹線で二戸駅まで約3時間。さらにバスで70分ほどでロケ地、久慈市に着く。三陸鉄道北リアス線の最北の久慈市でも、あの東日本大震災の巨大津波で一部の家屋は全壊し、2名の死者が出た。

「『あまちゃん』のおかげで、ゴールデンウイーク後の乗客は前年比で3割増し。以前は関東地方から来られるかたがほとんどでしたが、今は九州や沖縄から来たという声も聞きます。2時間に1本ほどしか走らないローカル線なのですが、駅に入ってくると多くの人が記念撮影をする光景が見られます」と、三陸鉄道久慈駅駅長の橋上和司さん。

 鉄子のオバもまた「キャッ、素敵」とホームを走り回って写真を撮る。

「種市先輩みたいなさわやか青年が“ズブンは”って言うの聞いてみたいわ」

 駅前に降り立ったオバがキョロキョロすると「…」。編集Oくんが無言の抵抗をする。

 さて、まずは腹ごしらえ。ドラマで主人公のアキ(能年玲奈)がかっこむ「うに弁当」(1470円)は久慈駅構内の『三陸リアス亭』で手に入る、と聞いてきたが。

「すみません。今日は売り切れました。材料に限界があるため、1日20個限定なんです。朝7時に店を開くとあっという間に売れてしまうので幻の駅弁という人もいるんですよ」

 夏ばっぱ(宮本信子演じるアキの祖母)のモデルになったといわれている工藤クニエさん(74才)は申し訳なさそう。

※女性セブン2013年9月12日号

関連記事

トピックス

(写真/共同通信)
《神戸マンション刺殺》逮捕の“金髪メッシュ男”の危なすぎる正体、大手損害保険会社員・片山恵さん(24)の親族は「見当がまったくつかない」
NEWSポストセブン
アメリカの女子プロテニス、サーシャ・ヴィッカリー選手(時事通信フォト)
《大坂なおみとも対戦》米・現役女子プロテニス選手、成人向けSNSで過激コンテンツを販売して海外メディアが騒然…「今まで稼いだ中で一番楽に稼げるお金」
NEWSポストセブン
ジャスティン・ビーバーの“なりすまし”が高級クラブでジャックし出禁となった(X/Instagramより)
《あまりのそっくりぶりに永久出禁》ジャスティン・ビーバー(31)の“なりすまし”が高級クラブを4分27秒ジャックの顛末
NEWSポストセブン
愛用するサメリュック
《『ドッキリGP』で7か国語を披露》“ピュアすぎる”と話題の元フィギュア日本代表・高橋成美の過酷すぎる育成時代「ハードな筋トレで身長は低いまま、生理も26歳までこず」
NEWSポストセブン
「舌出し失神KO勝ち」から42年後の真実(撮影=木村盛綱/AFLO)
【追悼ハルク・ホーガン】無名のミュージシャンが「プロレスラーになりたい」と長州力を訪問 最大の転機となったアントニオ猪木との出会い
週刊ポスト
野生のヒグマの恐怖を対峙したハンターが語った(左の写真はサンプルです)
「奴らは6発撃っても死なない」「猟犬もビクビクと震え上がった」クレームを入れる人が知らない“北海道のヒグマの恐ろしさ”《対峙したハンターが語る熊恐怖体験》
NEWSポストセブン
大谷が購入したハワイの別荘に関する訴訟があった(共同通信)
「オオタニは代理人を盾に…」黒塗りの訴状に記された“大谷翔平ビジネスのリアル”…ハワイ25億円別荘の訴訟騒動、前々からあった“不吉な予兆”
NEWSポストセブン
話題を集めた佳子さま着用の水玉ワンピース(写真/共同通信社)
《夏らしくてとても爽やかとSNSで絶賛》佳子さま“何年も同じ水玉ワンピースを着回し”で体現する「皇室の伝統的な精神」
週刊ポスト
ヒグマの親子のイメージ(時事通信)
《駆除個体は名物熊“岩尾別の母さん”》地元で評判の「大人しいクマ」が人を襲ったワケ「現場は“アリの巣が沢山出来る”ヒヤリハット地点だった」【羅臼岳ヒグマ死亡事故】
NEWSポストセブン
真美子さんが信頼を寄せる大谷翔平の代理人・ネズ・バレロ氏(時事通信)
《“訴訟でモヤモヤ”の真美子さん》スゴ腕代理人・バレロ氏に寄せる“全幅の信頼”「スイートルームにも家族で同伴」【大谷翔平のハワイ別荘訴訟騒動】
NEWSポストセブン
中居正広氏の騒動はどこに帰着するのか
《中居正広氏のトラブル事案はなぜ刑事事件にならないのか》示談内容に「刑事告訴しない」条項が盛り込まれている可能性も 示談破棄なら状況変化も
週刊ポスト
離婚を発表した加藤ローサと松井大輔(右/Instagramより)
「ママがやってよ」が嫌いな言葉…加藤ローサ(40)、夫・松井大輔氏(44)に尽くし続けた背景に母が伝えていた“人生失敗の3大要素”
NEWSポストセブン