夫の収入減を理由に、あるいは自分の趣味や娯楽のために風俗店で働いたり、AVに出たりする女性は少なくない。しかし、その後の人生を大きく変えかねないリスクも抱えている。それは、夫にバレることだ。
AV女優は自分の姿が多くの人の目に触れないように「週刊誌への掲載NG」など「パブ(パブリシティ)規制」を行なうことが多い。しかし、実際の映像では顔にモザイクはかからないので、夫が妻の出演作に遭遇すればすぐにわかる。
昨年引退した元女優の美佳さん(38歳・仮名)が「夫バレ」の修羅場を思い出す。
「私が帰宅したら、リビングのテーブルに、私が出演しているDVDのパッケージが置いてあったんです。それを見た瞬間、心臓が止まりそうになりました。夫には『それ、お前でしょ』と言われました」
AV出演の理由を問われ、家計のことを口にした途端、夫は号泣。男のプライドを傷つけてしまった彼女は、そのまま女優を引退することになった。
※週刊ポスト2014年8月15・22日号