懐かしくも奥深いのが、ケーキの定番・ショートケーキだ。女性にもショートケーキにも、年月と情熱をかけて考察を重ねてきたというジャーナリストの山路徹さんは、「甘くて柔らかくてどこか懐かしい。真っ白いクリームは白い胸元のよう…」と話す。
「僕にとってショートケーキは幸せの象徴。高校時代、彼女とデートで渋谷の『銀座コージーコーナー』に行き、2人でいちごのショートケーキを分けっこしました。スノーホワイトのように真っ白なクリームは、すべてを包み込んでくれる女性のよう。見ているだけで癒されて、吸い込まれそうになる魅力がありますね」(山路さん)
2番目の妻、大桃美代子さんとケンカをしたときも、ショートケーキが2人を繋ぐアイテムに。
「ケンカをしたときは、早く仲直りをしたくて、ショートケーキをホールでプレゼント。ケーキを見ると大桃さんは笑顔になって、すぐに仲直りできました」と、目を細めて笑った。
※女性セブン2015年2月5日号