国際情報

慰安婦 強制連行の事実はなく高給を得て帰国の自由もあった

 1990年代に入り、韓国の「元慰安婦」が続々と名乗りを上げ、日本軍の「強制連行」を主張しはじめた。だが、彼女たちの証言には一貫性がなく、歴史的事実との矛盾点があまりに多い。明星大学戦後教育史研究センターの勝岡寛次氏が語る。

「貧困にあえぐ当時の朝鮮半島では親が娘を身売りするケースが相次ぎ、悪質な業者に騙され慰安婦となる女性もいました。

 しかし、慰安婦の大多数は自らの意思で働いていた女性です。そもそも日本軍は慰安婦の募集を現地の業者に一任しており、軍が女性を連行する必要などありませんでした」

  慰安婦が性奴隷であるという主張も事実とはまったく異なる。慰安婦が四六時中、軍に監視され性交渉を強要されていたということはなく、外出も許されていたし、接客拒否や廃業、帰国の自由もあった。

「慰安所では兵士の飲酒と慰安婦への暴行を規則で固く禁じており、違反者には厳しい処罰が下されました。慰安婦には一般兵の10~50倍に当たる破格の報酬が支払われ、わずか3年足らずで現在の1億円相当の稼ぎを得た女性もいます。性奴隷とは到底言えません」(勝岡氏)

※SAPIO2015年9月号

関連キーワード

関連記事

トピックス

元通訳の水谷氏には追起訴の可能性も出てきた
【明らかになった水原一平容疑者の手口】大谷翔平の口座を第三者の目が及ばないように工作か 仲介した仕事でのピンハネ疑惑も
女性セブン
文房具店「Paper Plant」内で取材を受けてくれたフリーディアさん
《タレント・元こずえ鈴が華麗なる転身》LA在住「ドジャー・スタジアム」近隣でショップ経営「大谷選手の入団後はお客さんがたくさん来るようになりました」
NEWSポストセブン
日本テレビの杉野真実アナウンサー(本人のインスタグラムより)
【凄いリップサービス】森喜朗元総理が日テレ人気女子アナの結婚披露宴で大放言「ずいぶん政治家も紹介した」
NEWSポストセブン
歌う中森明菜
《独占告白》中森明菜と“36年絶縁”の実兄が語る「家族断絶」とエール、「いまこそ伝えたいことが山ほどある」
女性セブン
伊勢ヶ濱部屋に転籍した元白鵬の宮城野親方
元・白鵬の宮城野部屋を伊勢ヶ濱部屋が“吸収”で何が起きる? 二子山部屋の元おかみ・藤田紀子さんが語る「ちゃんこ」「力士が寝る場所」の意外な変化
NEWSポストセブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
今年の1月に50歳を迎えた高橋由美子
《高橋由美子が“抱えられて大泥酔”した歌舞伎町の夜》元正統派アイドルがしなだれ「はしご酒場放浪11時間」介抱する男
NEWSポストセブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
STAP細胞騒動から10年
【全文公開】STAP細胞騒動の小保方晴子さん、昨年ひそかに結婚していた お相手は同い年の「最大の理解者」
女性セブン
逮捕された十枝内容疑者
《青森県七戸町で死体遺棄》愛車は「赤いチェイサー」逮捕の運送会社代表、親戚で愛人関係にある女性らと元従業員を……近隣住民が感じた「殺意」
NEWSポストセブン