スポーツ

浅田真央 復帰戦前の「父が暴行逮捕」に怒って生活費提供中止

復帰への道程ではトラブルに見舞われた浅田真央

 浅田真央(25)が1年半のブランクを乗り越え、氷上に帰ってきた。復帰戦となった10月3日の「ジャパンオープン」(さいたまスーパーアリーナ)に、ソチ五輪の金メダリスト・ソトニコワや世界女王・トゥクタミシェワ(ともにロシア)など、世界トップのスケーターらとともにエントリー。トリプルアクセルを成功させるなど復活を印象づける演技を見せ、日本の2大会ぶりの優勝に大きく貢献した。
 
 ソチ五輪後に無期限休養を決めた浅田が、
 
「自然と試合が恋しくなり、試合で良い演技ができたときの達成感をまた感じたいなと思い始めました」
 
 と現役復帰を発表したのは5月18日のこと。それから4か月半、復帰に向けて猛練習を積んできた。
 
「佐藤信夫コーチのレッスンを受けるため名古屋から横浜に居を移し、早朝から夜まで練習漬けの日々でした。すでに高難度の連続の3回転ジャンプも飛んでいるそうです」(スポーツ紙記者)
 
 だが復帰に向けた道程はトラブルに見舞われた。『週刊新潮』(8月6日号)が報じた父親(56)の逮捕だ。
 
 同誌によれば、会見からわずか4日後の5月22日、父は交際相手の女性に殴る蹴るの暴行を加え、翌23日に逮捕(浅田の母・匡子さんは2011年に他界)。しかも、浅田は交際相手の存在を知らなかったという。
 
「門出に泥を塗られた形となった真央ちゃんはかなり怒っていたみたいです。それまで父に渡していた生活費なども一切入れるのをやめたそうです。練習で忙しいせいもあるとは思いますが、実家にもほとんど帰っていません。天国のお母さんを裏切ったという思いもあって、お父さんの顔も見たくないのでしょう」(浅田家知人)
 
 姉の舞(27)も親しいテレビ局関係者に「家族がバラバラになっちゃった」と漏らしている。
 
※週刊ポスト2015年10月16・23日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

STAP細胞騒動から10年
【全文公開】STAP細胞騒動の小保方晴子さん、昨年ひそかに結婚していた お相手は同い年の「最大の理解者」
女性セブン
水原一平容疑者は現在どこにいるのだろうか(時事通信フォト)
大谷翔平に“口裏合わせ”懇願で水原一平容疑者への同情論は消滅 それでもくすぶるネットの「大谷批判」の根拠
NEWSポストセブン
大久保佳代子 都内一等地に1億5000万円近くのマンション購入、同居相手は誰か 本人は「50才になってからモテてる」と実感
大久保佳代子 都内一等地に1億5000万円近くのマンション購入、同居相手は誰か 本人は「50才になってからモテてる」と実感
女性セブン
宗田理先生
《『ぼくらの七日間戦争』宗田理さん95歳死去》10日前、最期のインタビューで語っていたこと「戦争反対」の信念
NEWSポストセブン
焼損遺体遺棄を受けて、栃木県警の捜査一課が捜査を進めている
「両手には結束バンド、顔には粘着テープが……」「電波も届かない山奥」栃木県・全身焼損死体遺棄 第一発見者は「マネキンのようなものが燃えている」
NEWSポストセブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
ムキムキボディを披露した藤澤五月(Xより)
《ムキムキ筋肉美に思わぬ誤算》グラビア依頼殺到のロコ・ソラーレ藤澤五月選手「すべてお断り」の決断背景
NEWSポストセブン
(写真/時事通信フォト)
大谷翔平はプライベートな通信記録まで捜査当局に調べられたか 水原一平容疑者の“あまりにも罪深い”裏切り行為
NEWSポストセブン
逮捕された十枝内容疑者
《青森県七戸町で死体遺棄》愛車は「赤いチェイサー」逮捕の運送会社代表、親戚で愛人関係にある女性らと元従業員を……近隣住民が感じた「殺意」
NEWSポストセブン
大谷翔平を待ち受ける試練(Getty Images)
【全文公開】大谷翔平、ハワイで計画する25億円リゾート別荘は“規格外” 不動産売買を目的とした会社「デコピン社」の役員欄には真美子さんの名前なし
女性セブン
眞子さんと小室氏の今後は(写真は3月、22時を回る頃の2人)
小室圭さん・眞子さん夫妻、新居は“1LDK・40平米”の慎ましさ かつて暮らした秋篠宮邸との激しいギャップ「周囲に相談して決めたとは思えない」の声
女性セブン
いなば食品の社長(時事通信フォト)
いなば食品の入社辞退者が明かした「お詫びの品」はツナ缶 会社は「ボロ家ハラスメント」報道に反論 “給料3万減った”は「事実誤認」 
NEWSポストセブン