ライフ

六本木店には檜風呂付き個室もあるうどん店 南明奈が魅力語る

芸能人も御用達の「つるとんたん」(六本木店)

 うどんといえば基本的には“昼ごはん”だが、真夜中でも行列ができるうどん屋が「つるとんたん」だ。タレントや著名人のファンも少なくない。その魅力は何なのか。

 きらびやかな都会の繁華街で昼夜問わず賑わううどん店「麺匠の心つくし つるとんたん」。東京と大阪で計12店舗を展開するが、店ごとにコンセプトを変えているため「チェーン店という考え方ではない」と、つるとんたん六本木店統括マネージャーの山村まこと氏はいう。

「全店で均一の味を提供するのではなく、東と西では同じメニューでも味や麺の打ち方を微妙に変えている。客層や地域性に根差した店舗限定の商品も人気です」

 例えば、大阪でよく食べられる脂かす(牛の内臓を揚げたもの)を使った『脂かすのおうどん』は大阪圏の店舗から生まれた。女性客が7割を占める六本木店では、野菜たっぷりの『もち豚ポン酢あんかけのおうどん』を出している。

「内装やBGMも店ごとに異なります。新宿店ではバンドの生演奏を、大阪難波店では芸人さんのライブを楽しめます」(同前)

 ゴージャスな六本木店には、なんと檜風呂付きの個室座敷まである。2005年のオープン当初から同店の常連というタレントの南明奈さん(26)も、店の個性に魅せられたひとり。

「お風呂にはびっくり! 湯船に入ったことはないですが(笑い)、なんだか高級割烹にいるような気持ちになってすごくアガりますね。特別な日に『つるとんたん』へ行くことも多い。田舎から親戚が上京した時も必ず連れて行きます。私の成人式の時も、家族で六本木店に行ったんですよ」

「ユニークな店がある」と仕事仲間に聞いたのが、通い始めたきっかけだった。

「他では見たことがないおうどんばかりで、みんなで分け合うと楽しい。私は好きになったらとことん通うので、もう何回食べたかわかりません」(同前)

 彼女の定番メニューは、肉と野菜がたっぷりで濃口の『すきやきのおうどん』。

「当初は冬季限定だったんですが、私が頻繁に頼みすぎてレギュラーメニューにしていただいたみたいです(笑い)。その時は嬉しかったですねぇ。あぁもう、今すぐ食べた~い」(同前)

 収録が深夜に及ぶこともある仕事柄、夜中でも落ち着いて食事できる六本木店は重宝するとか。六本木店と新宿店、大阪宗右衛門町店の3店舗は“夜の街”にあるため、朝までの21時間営業(11時~翌朝8時)をしているという。

「六本木はテレビ局やビジネス街に近く、接待にも使われます。クラブの『アフター』も多いのですが、アフターでうどんって他ではちょっとないですよね」(山村氏)

 3月末には、銀座数寄屋橋にオープンする東急プラザへも出店予定。次はどんなお店か、楽しみである。

※週刊ポスト2016年2月5日号

関連キーワード

トピックス

【悠仁さまの大学進学】有力候補の筑波大学に“黄信号”、地元警察が警備に不安 ご本人、秋篠宮ご夫妻、県警との間で「三つ巴の戦い」
【悠仁さまの大学進学】有力候補の筑波大学に“黄信号”、地元警察が警備に不安 ご本人、秋篠宮ご夫妻、県警との間で「三つ巴の戦い」
女性セブン
『教場』では木村拓哉から演技指導を受けた堀田真由
【日曜劇場に出演中】堀田真由、『教場』では木村拓哉から細かい演技指導を受ける 珍しい光景にスタッフは驚き
週刊ポスト
どんな演技も積極的にこなす吉高由里子
吉高由里子、魅惑的なシーンが多い『光る君へ』も気合十分 クランクアップ後に結婚か、その後“長いお休み”へ
女性セブン
各局が奪い合う演技派女優筆頭の松本まりか
『ミス・ターゲット』で地上波初主演の松本まりか メイクやスタイリングに一切の妥協なし、髪が燃えても台詞を続けるプロ根性
週刊ポスト
バドミントンの大会に出場されていた悠仁さま(写真/宮内庁提供)
《部活動に奮闘》悠仁さま、高校のバドミントン大会にご出場 黒ジャージー、黒スニーカーのスポーティーなお姿
女性セブン
三浦瑠麗(本人のインスタグラムより)
《清志被告と離婚》三浦瑠麗氏、夫が抱いていた「複雑な感情」なぜこのタイミングでの“夫婦卒業”なのか 
NEWSポストセブン
わいせつな行為をしたとして罪に問われた牛見豊被告
《恐怖の第二診察室》心の病を抱える女性の局部に繰り返し異物を挿入、弄び続けたわいせつ精神科医のトンデモ言い分 【横浜地裁で初公判】
NEWSポストセブン
日本、メジャーで活躍した松井秀喜氏(時事通信フォト)
【水原一平騒動も対照的】松井秀喜と全く違う「大谷翔平の生き方」結婚相手・真美子さんの公開や「通訳」をめぐる大きな違い
NEWSポストセブン
足を止め、取材に答える大野
【活動休止後初!独占告白】大野智、「嵐」再始動に「必ず5人で集まって話をします」、自動車教習所通いには「免許はあともう少しかな」
女性セブン
今年1月から番組に復帰した神田正輝(事務所SNS より)
「本人が絶対話さない病状」激やせ復帰の神田正輝、『旅サラダ』番組存続の今後とスタッフが驚愕した“神田の変化”
NEWSポストセブン
裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
大谷翔平選手(時事通信フォト)と妻・真美子さん(富士通レッドウェーブ公式ブログより)
《水原一平ショック》大谷翔平は「真美子なら安心してボケられる」妻の同級生が明かした「女神様キャラ」な一面
NEWSポストセブン