ダンスアーティストとして活躍する木野正人


「通常、バックダンサーを取り上げてくれることはない。でも、『ベストテン』ではトシちゃんと一緒にミラーゲートから出て行って、歌う前のトークから参加させてもらえた。『夜ヒット』も『歌のトップテン』(日本テレビ系)も同じように扱かってくれた。本当に感謝しています」

『かっこつかないね』でも田原のバックダンサーとして踊っていた木野は、同時期にCHA-CHAのメンバーとして『Beginning』でデビュー。『ベストテン』や『トップテン』では両曲ともランクインし、着替えが間に合わない場面もあったという。

 1990年5月、ロサンゼルスにダンス留学をするため、CHA-CHAを脱退し、ジャニーズ事務所も辞めた。本場で磨きをかけた踊りは、48歳になった今も衰え知らず。ライブ中に、自ら「まだまだ成長期」と話した言葉に偽りは感じられないほどだ。

 いま、木野をテレビで見掛ける場面はほとんどない。メディアやライブで踊れる場面は限られているが、2時間のライブで3回転ターンを何度もこなし、25分間にわたるメドレーを踊り、新たな身のこなしも魅せる48歳・木野正人は、まだまだ成長し続けている。

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