ニッカンといえば、かつて原辰徳監督時代にも、後任監督人事の動向についてスクープを連発して物議を醸したことがある。
「ニッカンには原監督に食い込んでいてブレーン的な役割も果たしている報知出身の記者がいることが知られている。ライバル社に協力的な原監督の姿勢に、いい顔をしない読売幹部も少なくなかった。
そうしたこともあってか監督退任後の原氏には球団特別顧問の肩書きが与えられたが、一軍キャンプにも姿を見せない状況。今回のGM更迭人事をニッカンが真っ先に抜いたのは、原氏復帰を望む関係者からの情報があったからではないかとみられている」(球団関係者)
※週刊ポスト2017年6月30日号