──近年、海外の中国民主化運動業界は低調でしたが、郭さんは久々の大物として一部の運動家に歓迎されています。彼らから寄付の要請などはありますか?
「つい最近も某人物に3万ドル(約337万円)払ったところだ。だが、民主運動家にはペテン師も多い。私は世界中に投資しており、亡命後もカネは入っているが、彼らにはずいぶん高い『学費』を払っているよ。
ほか、世界各国で私の後援会が結成されたので、要望に応じてそれぞれに10万ドル(約1125万円)以上を援助している。日本の後援会は受け取りを断ったが」
──中国は国内や周縁地域に多くの矛盾を抱えていますが、彼らを援助する考えはありますか?
「ある。腐敗摘発で稼ぎ手を失った家族や、退役軍人などの社会的弱者をすでに助けている。中国国内における、現体制に怒りを持つ様々な庶民を援助したい。台湾や香港も助ける。チベットのダライ・ラマとは良い友人だ。ウイグル人の民族運動組織にもすでにカネを出している。
あらゆる関連出費を合わせれば、現在まで中国の自由や民主化のため3億ドル(337億円)は使った。信じられない金額だって? やがて成果が明らかになるさ。「一切都是剛剛開始(すべては始まったばかり)」だ。