スポーツ

横綱・白鵬 東京五輪土俵入り願うが聖火ランナーがやっとか

白鵬の宿願は叶うのか(写真/共同通信社)

 2020年初場所を4日目にして早々と休場した横綱・白鵬。白鵬にとって通算14回目の休場となるが、元横綱・稀勢の里(現・荒磯親方)が途中休場を含めて8場所連続で休んだ“前例”がある。

「それだけに、白鵬としては進退を問われるような事態はまだまだ先という認識でしょう。ただ、唯一の日本人横綱として人気を誇った稀勢の里と同じような論調で擁護されることはないだろう。力士としてのキャリアはもう“土俵際”といっていい」(若手親方)

 もともと白鵬は東京五輪開会式での土俵入りを花道に引退し、功績著しい横綱のみに認められる「一代年寄」となる宿願を抱いていた。その野望にも暗雲が立ちこめる。

「引退後も現役時代の四股名のまま協会に残れる一代年寄はこれまで大鵬、北の湖、千代の富士(辞退して九重を襲名)、貴乃花に認められた。白鵬は、大鵬の32回という優勝記録を塗り替えたが、協会内には立ち合いやダメ押し、懸賞金の受け取り方など、素行や品格の問題を理由に認めない意見が根強くある。東京五輪も、そもそも開会式で土俵入りがプログラムに入るかもわからない。聖火ランナーの一人になるという程度の話になるのではないか」(同前)

※週刊ポスト2020年1月31日号

関連記事

トピックス

高級寿司店でトラブルが拡散されたA子さん(寿司の写真は本人SNSより)
《高級寿司店と炎上の港区女子に騒動後を直撃》「Xの通知が一生鳴り止まないんじゃないか」大将と和解後の意外な関係
NEWSポストセブン
小倉優子
小倉優子、早々の「大学留年宣言」がおいしすぎる理由 「女子大生+ママ」の二刀流は唯一無二、ゆくゆくは企業の役員の道も?
NEWSポストセブン
現地でくばられたノアさん関連のビラ(時事通信フォト)
《人質らが証言する劣悪環境》ボーイフレンドの目の前でハマスに拐われた26歳女性の救出に成功も「体重激減」「ゴミ箱で排泄」の惨状
NEWSポストセブン
6月9日、鹿児島市内の認定こども園で、刃物のようなもので男児の首を切りつけて出血させたとして、殺人未遂容疑で逮捕された笹山なつき容疑者(21)
《鹿児島2歳児切りつけ》「見えたらいけないものが…」21歳の女性保育士が犯行前にSNSで意味深投稿 母校の高校関係者は「夢の実現目指して熱心に勉強を」
NEWSポストセブン
一時は食欲不振で食事もままならなかったという(4月、東京・清瀬市。時事通信フォト)
紀子さま“体調不良報道”でも気丈な姿、単独公務先で「こちらにどうぞ」と気さくに声かける お元気そうな様子に同行していた記者たちは驚き
週刊ポスト
大学受験に向けて動き出されている悠仁さま(写真/JMPA)
悠仁さまの東大受験に暗雲、推薦枠での入学には極めて高いハードル 進学先候補に東京農業大学、玉川大学、筑波大学
週刊ポスト
中村芝翫と三田寛子
三田寛子、夫・中村芝翫と愛人の“半同棲先”に怒鳴り込んだ「絶妙タイミング」 子供たちも大事な時期だった
週刊ポスト
【全文公開】中村七之助、梨園きってのモテ男が“実家お泊り愛”の真剣交際 お相手は京都の芸妓、直撃に「ありがとうございます」
【全文公開】中村七之助、梨園きってのモテ男が“実家お泊り愛”の真剣交際 お相手は京都の芸妓、直撃に「ありがとうございます」
女性セブン
全国ライブ中の沢田研二
《ファンの声援にブチ切れ》沢田研二が「見てわからんか!」とステージ上で激怒し突っ込んだ「NGワード」
NEWSポストセブン
長所は「どこでも寝られるところ」だと分析された(4月、東京・八王子市。時事通信フォト)
愛子さま、歓迎会の翌日の朝に遅刻し「起きられませんでした」と謝罪 “時間管理”は雅子さまと共通の課題
NEWSポストセブン
中村芝翫と三田寛子
《愛人との半同棲先で修羅場》それでも三田寛子が中村芝翫から離れない理由「夫婦をつなぎとめる一通の手紙」
NEWSポストセブン
日本中を震撼させた事件の初公判が行われた
【悲劇の発端】瑠奈被告(30)は「女だと思ってたらおじさんだった」と怒り…母は被害者と会わないよう「組長の娘」という架空シナリオ作成 ススキノ事件初公判
NEWSポストセブン