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習近平主席が脳手術の憶測 国家特別危機管理部を設立も

 しかし、再手術の可能性も5~10%あり、習氏の場合、何回も手術を受けており、術後の生存期間は「数年から10数年間」と路徳社は報じている。

 さらに、路徳社は、習氏に「もしも」のことがあった場合に備えて、「中共(中国共産党)の真の権力を次に引き継ぐために、国家特別危機管理部を設立した」と伝えている。

 そのメンバーの中心は「習近平政権の大番頭」と呼ばれる丁薛祥・党政治局員。丁氏は党中央弁公庁主任、党総書記弁公室主任、国家主席弁公室主任を兼務する習氏の側近中の側近だ。さらに、中国人民解放軍の制服組トップの許其亮・中央軍事委員会副主席と、習氏の弟である習遠平氏らが入っているという。彼ら3人はまさに習氏の「身内」ともいうべき人物だ。

 また、「国家特別危機管理部」という名称が報じられたのは初めてで、習氏が自身の後事を託す組織を創設していたことが事実ならば、自身の健康問題を深刻にとらえている証拠ともいえそうだ。

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