渡米翌日からすぐ出勤

 ニューヨーク到着後、忙しなく動いた小室さん。長距離移動の疲れを癒す暇もなく、渡米翌日の15日には、勤務先の法律事務所へと出勤した。眞子さんとの結婚のために帰国し、1か月半ほど職場を離れていた小室さん。新入社員がこれほど長期にわたってプライベートを理由に休暇は取れるはずはなく、勤務先からは一刻も早く仕事に戻るようにと催促されていたという。

 翌16日、ダークスーツにブルーのシャツを合わせたメガネ姿の小室さんは、夜8時過ぎに職場から歩いて1ブロックの場所にあるパブに入った。店では先に到着していた同僚らが、小室さんを笑顔と歓声で迎えた。乾杯を終えると、周囲からはやし立てられた小室さんがスピーチに立った。

「メンバーにいろいろと質問されていたよ。彼(小室さん)が何か答えるたびに、周りから『イエス!』といった声が飛んでね。彼も応えるように『イエーイ!』と返していたね」(居合わせた客)

 しかしわずか20分ほどでこの夜はお開きになった。ニューヨークの法律事務所には、さまざまな案件が舞い込む。法務助手の小室さんも寸暇を惜しんで働かなくてはならない。今年7月のニューヨーク州の司法試験では、小室さんは不合格だった。弁護士になるためには、来年2月の試験に再挑戦し合格しなくてはならない。激務をこなしながらの試験勉強はハードルが高く、合格率が下がる傾向にある。生半可な努力では合格はできないが、眞子さんのサポートが大きな力となるはずだ。

※女性セブン2021年12月9日号

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