「というのも、かつてアニタさんと近藤さんが交際していたとされるタイミングと、中森明菜さんとの交際時期がかぶっていたのです。さらにその後の1989年には、松田聖子さんとのニューヨーク密会を写真週刊誌にスクープされてしまいます。そして、その直後に明菜さんの自殺未遂とあの有名な“金屏風会見”。こうした背景を知る香港人からすると、近藤さんの印象はもともとあまりよくないのです」(同前)
近藤といえば2020年11月に5年にわたる不倫を『週刊文春』に報じられ、その事実を認めたことで2021年4月にはジャニーズ事務所を退所したばかり。
「直近での不倫騒動でも中華圏のメディアでは近藤バッシングが再燃していました。そんななか公開された今回の映画で、『後藤夕輝』とアニタさんの恋愛模様があまりにも良いものとして描かれていた。これを受けて近藤さんの過去の二股交際が蒸し返され、 “美化しすぎだ!”と同作の観客が憤っていることを香港メディアが報じるようになったのです」(同前)
映画のラストシーンは、ウエディングドレス姿のアニタが近藤の『夕焼けの歌』(1989年)を歌うといった一幕で締め括られているという。はたして日本でも公開されるのだろうか。