稲垣:しっかり、お仕事していましたよ。つい先日解禁になったNHKのドラマの撮影もあったので。
山田:特集ドラマ『風よ あらしよ』(NHK BS8K)ですね。
稲垣:大正時代の女性解放運動家・伊藤野枝が主人公で原作は村山由佳さんです。いままであまりドラマ化されてこなかった時代とテーマで、ぼくは日本のダダイズムの中心的人物、辻潤を演じます。でも、いまはとにかく『恋のすべて』の世界に没頭しています。みんなを恋に落とさなきゃいけないんだから、結婚なんてしている場合じゃないんですよ!
山田:でも、恐らく今年、吾郎サンはあちらこちらで「結婚は?」と言われてしまうと思います。
稲垣:そうかぁ、そういう年なんですね。気をつけないと『女性セブン』にも狙われちゃうってことですね。
山田:ご参考までに最近の芸能界の結婚トレンドを申し上げておくと、ドラマや映画で共演されたかたたちがゴールインされる傾向にあります。ちなみに舞台『No.9‐不滅の旋律‐』の初演のヒロインで『スカーレット』(NHK)でも共演された大島優子サン(33)は林遣都サン(31)と結婚されちゃいましたし、『No.9〜』の2代目ヒロイン、剛力彩芽サン(29)には、つい先日、新恋人ができてしまいましたけれど。
稲垣:そうだよねぇ。一つの作品で一緒の緊張感を味わったり、感情移入したりして恋仲になってしまうというのは、わかりますね。自然なことだし、あると思う。なのにぼく、みんなにフラれちゃってるじゃないですかぁ。な〜んだ〜、剛力サンとつきあう予定だったのにぃ(笑い)。いやいや、冗談ですよ、冗談! ぼくは今年もマイペースでいくし、この人と結婚するんだって思える運命的な人に出会ったら結婚しちゃうと思うよ。そんなことがもしも今年あったら面白いよね?
山田:心の準備を整えておきます!!
構成/山田美保子
『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)などを手がける放送作家。コメンテーターとして『ドデスカ!』(メ〜テレ)、『アップ!』(同)、『バイキングMORE』(フジテレビ系)、『サンデージャポン』(TBS系)に出演中。CM各賞の審査員も務める。
撮影/田中智久
※女性セブン2022年2月17・24日号