「女優ですから、いったんやると決めたからには人様の前に出るなら最高の状態で出たいというのがまず第一。それから応援してくれている友達のためにも、最大限の努力をして返すのが礼儀だと思っているから私はベストを尽くすだけなの」

「女優ですから、いったんやると決めたからには人様の前に出るなら最高の状態で出たいというのがまず第一」と語る

 そして最後にこう付け加えた。

「もうひとつ。世界は今悲しみに充ち満ちていますが、70歳の私がグラビアに出られるような大らかな社会であってほしいな、とも思っています」

 コロナに加えての世界情勢の不安や、物事への不寛容な社会に対して、ささやかなメッセージを今回の出演に込めているという。この日も、足先から顔まで全身をみっちりと3時間、最後の施術を受け撮影に備えた。

 そんな彼女の意気込みの詰まったグラビア(『週刊ポスト』2022年4月8・15日号掲載)は、山岸伸氏が撮影を担当。古稀とは思えない姿は、話題を呼びそうだ。

【プロフィール】
児島美ゆき(こじま・みゆき)/1952年生まれ、東京都出身。13歳から児童劇団に所属し、高校3年生の1970年に映画『ハレンチ学園』のオーディションに合格。主演の柳生十兵衛こと柳生みつ子役で女優デビュー。グラマーなスタイルで世の男性たちを魅了した。TVドラマ『やすらぎの刻』出演のほか、現在も映画や舞台、歌手活動などで活躍中。女優デビュー50周年を記念し、自身が作詞を担当した配信シングル「Gypsophila」(ジプソフィラ)が発売中。4月4日には、デジタル写真集『児島美ゆき 70歳、ますます女ざかり』が発売される。

協力/株式会社ワイ・テイ・ビイ カリスマ倶楽部 赤坂サロン

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