東京五輪開会式の聖火ランナーを務めた王、長嶋、松井(時事通信フォト)

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 そんな岡本だが、試合中の「ある振る舞い」に批判の声が集まった。6月29日の中日戦で6回の打席でスイングした際に、手からすっぽ抜けたバットが三塁側の中日ベンチに飛び込んだ。幸い誰にも当たらずケガ人も出なかったが、岡本が中日ベンチに見向きもせずウェイティングサークルに戻り、ボールボーイにバットを拾わせたことにネット上で〈謝るぐらいしないと。子供たちも見ているんだから〉〈巨人の4番としてふさわしい態度ではない。自分でバットを拾うぐらいしてほしい〉と批判の声が上がった。

「岡本が試合中の態度で批判されるのは珍しい。あまり気にする性格ではないですけどね。彼は朴訥とした性格で活躍しても変わらない。後輩も接しやすいので高卒2年目の中山礼都がなついていました。ちょっと誤解されている部分がありますが、少しずつベンチでも声を出すようになり坂本勇人の後継者として巨人を引っ張ろうとする使命感は伝わってきます。噛めば噛むほど味わいのあるスルメのような人間です。『岡本ワールド』が世間に浸透する日はもう少し先になるのではないでしょうか」(在京キー局の放送関係者)

 球界を代表する和製大砲はライバルを乗り越えられるか。

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