マツエクをつけた末延さん

マツエクをつけた末延さんはバイオリニストとして外見にもこだわりがあった

 羽生の母親の献身ぶりは有名だっただけに、ネット上では〈嫁姑問題が勃発するのではないか〉と心配する声も上がっている。しかし末延さんを知る人物は、「まゆちゃんなら大丈夫じゃないですか」と太鼓判を押す。

「彼女の父親は、地元で何代も続く建設会社の社長です。そんな社長令嬢でありながら、まゆちゃんは昔、そのメイクや超ミニスカートなど、“どギャル”な装いで人前に出る時期がありました。自分の意見はしっかり言える人です」

 末延さん自身も、立派なバイオリニストになるべく、母親に厳しく指導されて育ったという。

「4歳からバイオリンを始めて、子ども時代は1日8時間も練習したそうです。練習のスケジュールを母親に毎日提出し、しっかりチェックされる環境で育ったと聞きました。しかし末延さんは、『それがあったから上達した』とスパルタ教育に感謝しており、大人になってからも母親とは良好な親子関係を続けています。

 いわゆる“ステージママ”との付き合いは慣れたものでしょう。まゆちゃん自身がバイオリンに没頭した経験があるからこそ、ストイックに競技に打ち込む羽生選手の良き理解者となれるはずです」

 一丸となって羽生を支えるファミリーに、強力な新メンバーが加わったようだ。

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