●着実にキャリアを積み重ねブレイク間近の若手女優
福本莉子 第8回グランプリ(2016年)
2000年生まれ、大阪府出身。映画『しあわせのマスカット』(2021年)で初主演を務める。映画『今夜、世界からこの恋が消えても』ではヒロインを務め、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。同作は韓国でも大ヒットを記録。2024年には出演した映画『ディア・ファミリー』公開予定。今後活躍が期待される女優の一人。趣味は茶道、料理。
第9回史上最年少シンデレラ&東宝初のニューフェイス誕生
6年ぶりに開催された2022年のオーディションでは、小学生の男女がグランプリを受賞した。2人とも早くもドラマ出演を果たして注目を集めており、今後、どのような才能を発揮していくのか期待されている。
小谷興会(おだに・こうえ)/2011年生まれ、京都府出身。『TOHO NEW FACE』初のグランプリ受賞者。ドラマ『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』(2023年)で俳優デビュー。「2023国際親善空手道選手権大会」型11歳の部門で優勝し、国際大会2連覇を果たした
白山乃愛(しらやま・のあ)/2012年生まれ、埼玉県出身。史上最年少でグランプリを獲得。それから約4か月後となる2023年4月にドラマ『Dr.チョコレート』(日テレ系)で女優デビュー。10歳ながら外科医という難役を演じきり、称賛された。
文/小野雅彦
※週刊ポスト2024年1月12・19日号