「あり余るほどのお金があると思われがちですが、実際は過去には資金集めで銀行から1億円を借りるなど、身を投げうってきた人なんです」と明かすのは、ある芸能関係者だ。
演歌歌手の妻・伍代夏子(62才)との私生活も、いわゆるセレブ暮らしではなく、堅実な日常だという。「それでも人助けを続けるのは、それが杉さんの生き様だからです」(前出・芸能関係者)。
「芸能人の売名」との指摘に杉の考えは
もはや、毎度おなじみだが、今回もSNSなど上では「偽善者」や「売名行為」という声も上がるが、杉は「被災者にそんなこと言っている暇は無いんだよ。被災者にはどうだっていいこと。明日は我が身。あなたのところも起きるんだから。みんなで協力していくしかないんだよ」と一蹴した。
思い起こされるのは、12年前の東日本大震災時だ。やはり宮城県石巻市へ、トレーラーや冷凍車など車両20台で数千人分の救援物資を大量に届けて、毎日5000食以上を炊き出しして、被災者を支援した。その2週間後には福島県南相馬市も訪れた。
そんな最中で「芸能人の売名」と言われた時だった。杉は「ええ、売名ですよ。皆さんもおやりになるといい」とピシャリ。「確かに福祉は時間とお金がかかる。特にお金が無いと見栄えのいい福祉はできない。でも、お金が無い人は、時間を寄付すればいい。お金も時間も無い人は、福祉を理解して、実際に活動している人に拍手を送るだけで十分。それで、もう立派な福祉家なんです」と説いていた。