そんな松井氏の結婚相手について、事情を知るスポーツジャーナリストがこう明かした。
「奥さんは、松井さんと関係の深い大手スポーツメーカーの元社長秘書です。結婚式もアメリカの教会で家族だけを招き、マスコミにも非公表で行なった。あまりにも姿が見えないため、“本当は結婚していないのでは”“お相手は実在しないんじゃないか”といった話まで飛び交いました」
その大手スポーツメーカーの関係者が続ける。
「もちろん実在する女性です(笑)。当時、松井さんはオフにうちの社長に挨拶に訪れるのが恒例で、そこでお茶を出した秘書に一目惚れし、猛アタックをかけた。彼女が松井さんと同郷だったことも響いたようです。
彼女はアメリカ留学するといって突然退社したので、周りの社員もみんなヘンだなと思っていた。結婚報道の後、スポーツ紙や通信社から“こういう情報が入っているんですが、裏取りさせていただけないでしょうか”と連絡が殺到して、社員も“彼女が松井さんの結婚相手だったのか”と知ったんです」
大谷の結婚相手は今後、松井氏のように、素性が明かされないままなのか。前出のスポーツ紙編集委員はこんな見解を語る。
「大谷に嫌われたくない番記者は、仮に素性を知ったとしても、松井さんの時と同様に100%報じないでしょう。ただし、注目度では大谷が圧倒的に上回る。世界的スターなので、パパラッチのターゲットになる可能性が高い。通訳の水原氏が、松井さんの専属通訳のようにどこまで睨みを利かせられるか。ネットの普及で情報拡散に蓋ができない時代ですから時間の問題かもしれない」
(後編に続く)
※週刊ポスト2024年3月22日号