芸能

『おれは男だ!』の吉川クン・早瀬久美が教室閉鎖した理由

 71年の日本テレビ系ドラマ『おれは男だ!』で森田健作(現・衆議院議員)の相手役としてバトントワラー部員の吉川クン役を演じたのが早瀬久美だった。芸能界引退後、活動再開に向けて準備していた03年当時、『週刊ポスト』の取材に応じていた。(週刊ポスト2003年5月23日号より)
 
『おれは男だ!』から30年以上。サンフランシスコで生まれた長女も大きくなった。

「娘の服を借りて着ることもあるんですよ。まァ、それも私が買ってあげた洋服なんですけどね(笑い)。娘も私の化粧を見て昔風だからなんていって直してくれたりするんです。友達みたいな関係かしら」(早瀬)

 実業家である夫のビジネスも、サンフランシスコ在住時に覚えた腕前を生かし自ら開いていた陶芸教室も順調。と、羨ましい限りの生活だったが、芸能界にカムバックすることを決意した。早瀬はいう。

「男の人は女性を家に縛りつけておきたいんでしょうが、ドラマや映画、舞台のあの緊張感は忘れられません。今だから演じられる役もあるでしょうし、やっぱり女優としてもう一度輝きたい」

 そのために、陶芸教室も閉鎖した。
「いろいろ人生経験をしてきたわけですから、それを役づくりや演技に生かせればと、今すごく意欲に燃えているんですよ(笑い)」

関連記事

トピックス

巨人新監督の阿部慎之助(時事通信フォト)
【巨人監督が阿部慎之助に】現役時代は慕われるも指導者になり豹変 「全員罰走」など“昭和の野球”回帰で令和の若手はついてくるか
NEWSポストセブン
音無美紀子、村井國夫を語る「嫌な夫と思っても舞台を見ると『やっぱりいい男!』と忘れてしまう」
音無美紀子、村井國夫を語る「嫌な夫と思っても舞台を見ると『やっぱりいい男!』と忘れてしまう」
女性セブン
「侍ジャパン」の新監督をつとめる井端氏と妻の明子夫人
《侍ジャパン新監督・井端弘和氏》妻は元『報ステ』河野明子アナ、22歳年上番組プロデューサーとの破局過去を乗り越えて掴んだ幸せ
NEWSポストセブン
1度目の衝突現場。かなりのスピードで突っ込んだとみられる
所沢・86歳暴走ドライバー「免許返納はしない」発言に、近隣住民は恐怖「運転やめてほしいけど、近所付き合いがなくて」 なぜか軽にベンツのエンブレム
NEWSポストセブン
(時事通信フォト)
5億円減収は「羽生結弦ロス」の影響か「宇野や鍵山でも埋まらない」日本スケート界「エース不在」の苦悩     
NEWSポストセブン
囁くような美声で聴衆を魅了した金子さん(右)
山口百恵さんが涙した“伝説の美声” シャンソン歌手・金子由香利さんとの運命のめぐり合わせ
女性セブン
別居と離婚を認めた降谷建志とMEGUMI
《MEGUMIと立場逆転》不倫騒動で株を下げた降谷隆志 学ぶべきだった父・古谷一行さんの対応
NEWSポストセブン
KEIKOが公開した「アーティスト写真」
【12年ぶり素顔公開】globeのKEIKO、マスク外して完全復活へ 「生配信」にも出演
NEWSポストセブン
佳子さまの髪形やファッションを参考にされていたことも(9月、栃木県那須町。写真/JMPA)
「佳子さまに揺るぎない信頼」の愛子さま 雅子さまは何を思う…“思想”から影響を受ける可能性への憂慮
女性セブン
キャンピングカー歴1年の柴田倫生さん
【キャンピングカー拝見】小回りが利く「軽キャンパー」を220万円で購入 コンパクトボディーでも足を伸ばして寝られる
週刊ポスト
“立ちんぼ”
「手錠が痛かった」歌舞伎町の大久保公園で覆面警察に逮捕されたアイドル似“交縁少女”の告白【前編】
NEWSポストセブン
フレンチフライ(フライドポテト)専門店にいたのは松嶋菜々子と反町隆史(49才)夫妻だった。
【全文公開】松嶋菜々子、復活『GTO』で夫・反町隆史と共演 なぜいま夫婦共演が“解禁”となったのか?
女性セブン