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気楽に見える「女子会」に存在する恐るべき暗黙のルール

 ここ最近、よく耳にするようになった「女子会」という言葉。気の合う女同士が集まって、恋バナ、Hトークに、子育てから介護の話まで、思いの丈を思う存分ぶちまけるのは女子会というものだが、なかには苦手という人も。

「女性特有の、何をするにも“つるむ”感じが苦手で、誘われても一度も参加したことがありません。そこにいない人の悪口で盛り上がるのもイヤだし、洋服とかに気を使わなければならないのも面倒くさい」(42才・主婦)

 また、女同士、気楽な関係だとはいっても油断は禁物。女子会にはご法度ルールもあるのだ。

「以前、ママ友の会で自分の子供のできがいいことを延々と自慢し続けた人がいて、他のメンバーみんながうんざりしたことがありました。自慢話はNGです」(45才・主婦)

 さらに、親しき仲にも礼儀あり。最低限のマナーを守ることも大切だ。

「せっかく幹事がレストランを予約したのに、コース料理が終わるころに来るのはマナー違反。ドタキャンや遅刻が多い人にはだんだん声をかけなくなりますね」(38才・パート勤務)

 そして、最大のご法度は仕事を持ち込むこと。「以前、メンバーのひとりが補正下着の販売を始めて言葉巧みに買わせようとしたんです。結局、その人は誘わなくなりました」(55才・パート)

 放送作家でコラムニストの山田美保子さんが指摘する。

「女子会にビジネスを持ち込むのはNGですね。利害関係がなく、フィフティーフィフティーで持ちつ持たれつな関係じゃないと女子会は成り立ちません」。暗黙の掟を守るからこそ、気楽な女子会を満喫できるというわけだ。

※女性セブン2010年11月11日号

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