芸能

海老蔵事件 元暴走族リーダーを診た医者の妻は女優霊能者

 市川海老蔵(33)殴打事件発生から16日目の12月10日、傷害容疑で逮捕状が出ていた元暴走族グループのメンバー、伊藤リオン容疑者(26)が逮捕された。

 そんななか、元暴走族グループのリーダーXが、海老蔵に殴られ全治4週間のけがを負ったとして被害届を提出するという。すでに鼻の打撲、上唇の裂傷と顔面打撲、さらには頸椎ねんざの診察を受け、医師からの診断書などを準備している。以下は捜査関係者の証言だ。

「あの現場には、伊藤容疑者が海老蔵さんを殴った事件と、海老蔵さんがリーダーを殴った事件と2つの事件が存在したとして、海老蔵さんが加害者でもあることをはっきりさせたいようです。X側がここまですることになった引き金は、海老蔵さんが会見で“自分は殴っていない。自分は完全な被害者”と主張したこと。それにグループ側は大激怒したんです。“あれは完全な嘘。こちらは殴ったことを認めている。喧嘩は両成敗のはず。絶対に許さない”といっているようです」

 Xの診断書を書いたのは東京・新宿にある『エイルクリニック』の高木繁医師。12月6日、高木医師は診断したXの様子について、新聞やテレビのインタビューで、けがから10日ほどたっていたので腫れなどはなかったが、Xが鼻のあたりに違和感を感じるといっていたことを明かした。

 また、Xは海老蔵から「灰皿で2〜3回殴られた」「思いっきり髪をつかんで、椅子から引き倒された」などとも話していたという。そして高木医師は「故意に(傷を作る)ならとっても大きな傷を作ってくると思います。大げさに見せかけるために作った傷には見えなかった」とも証言した。

 その高木医師だが、実は妻が思わぬ人物だった。病院関係者はこう話す。「女優で霊能者のあいはら友子(56)さんです。夫婦で結婚相談所をやったりもしています。夫婦揃ってビジネスセンスがあるので、医者の間でも商売上手と評判です。そもそも高木先生のクリニックはがん専門の病院なんですが、交友関係も広いことから今回のような事件の駆け込み寺になったんでしょう」

※女性セブン2010年12月31日・2011年1月1日号

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