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2010.12.22 17:00

新興国に巨大バブル到来の影も日本のみ取り残される可能性

 ファンドマネジャー、アナリストとして国内上場企業を1000社以上訪問取材し、個人投資家の目線に立った中立な立場からのプロの視点が好評の経済アナリスト・木下晃伸氏。同氏による、2011年の日本株投資の注目テーマと、日経平均株価の推移予測を紹介しよう。

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【2011年の注目テーマ】
 円高に反転の兆しが見えないなか、輸出企業を中心に日本株全体は厳しい状況が続く。そのような逆境をはねのけてまで世界と伍して戦える企業しか株価上昇は望めないだろう。それはズバリ、世界でもなくてはならない「ワン・アンド・オンリー」の技術力を持ち、海外に拠点を築く「海外関連」の銘柄である。ましてや、新興国への資金流入が集中する以上、特に中国をはじめとする新興国で強みを発揮できる企業に狙いを定めたい。
 
【日経平均の推移予測】
 米国では一層の金融緩和が進み、溢れたリスクマネーが新興国に流入し、いよいよ「巨大バブル」が醸成されようとしている。そうしたなか、円安反転の兆しが見つからない日本市場だけが取り残された格好だ。日経平均は年末にかけて9000円程度まで下がるだろうが、1月下旬以降、米国のクリスマス商戦の結果が明らかとなり、世界の株式市場が賑わうだろう。それにつれて緩やかな上昇を見せ、5月頃にかけて1万1000円を目指す展開を予想する。

※マネーポスト2011年1月号

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