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英王室の新顔 新婦・ケイトさんの母へのバッシングもあった

 4月29日に行われた英国のロイヤルウエディング。ウイリアム王子(28)のお相手、新婦・ケイト・ミドルトンさん(29)の美しさが世界的に話題となったが、これまでイギリスのメディアや国民は、ケイトさんが中流で貴族とは無縁の家柄のため、結婚に色よい反応をしてこなかった。そのバッシングの矛先は、ケイトさんの母親・キャロルさんに向けられ、「階級を飛び越えようとする野心家だ」という批判も多かった。

 キャロルさんは、結婚して家庭にはいるとビジネスセンスを発揮し、子供のパーティーグッズを扱う通販会社を立ち上げて大成功。そのおかげで、3人の子供たちを年に2万7000ポンド(約380万円)もかかる私立学校に通わせ、自らも100万ポンド(約1億4000万円)の邸宅に住み、ケイトさんのためにロンドンに75万ポンド(約1億円)のアパートを購入して住まわせた。そんな立志伝中の女性であることも風当たりをさらに強めた。

 女王臨席の行事に招かれたキャロルさんはニコチンガムを噛んでおり、貴族との会話で「ラバトリー(トイレの丁寧語)」のことを「トイレ」といい、「パードン(何ですか)」の代わりに「ホワット(何)」を使ったなど、細かなことまで大衆紙に暴露されている。

「キャロルさんは、いい年して肌を出したひらひらのドレスや体の線が出るジーンズを着ていてみっともない。この間はケイトとおそろいのブーツをはいていたけど、プリンセスの母親としてもっと自覚をもち、エレガントにするべき」(ロンドン在住・60代女性)と厳しいファッションチェックも。

※女性セブン2011年5月12日・19日号

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