4月の完全失業率が6か月ぶりに悪化するなど、子育てや家事、介護に追われ、主婦が希望の仕事を探すのも難しい状況だ。だが、資格があれば働き口がグンと広がることも。
“断捨離”が話題だが、片づけのプロとして注目を集めているのが整理収納アドバイザー。今春から本格的に仕事を始めた主婦の桑原みどりさん(41才)は、「夫の留学に同行した際、アメリカ家庭のハウスキーピング術に感激しきれいにするコツなどを聞き、実践しているうちに“片づけ”が身についた」という。
帰国後、子供の小学校入学を機に仕事をしようと整理収納アドバイザー1級を取得。自宅で行うミニ講座も好評のよう。
桑原さんの勤務地は、都内近郊中心。1回につき2~4時間で、時給は5000円となる。
また、その資格のとり方としては、整理収納アドバイザーは、ハウスキーピング協会(http://housekeeping.or.jp/)の認定資格。1日の講習&認定試験(2万2500円テキスト代含む)で2級、その後2日間の予備講座(3万1500円)と試験(1万5750円)で1級が取得可能。また、働きながら整理収納アドバイザー2級の資格が得られる掃除派遣サービス「ミニメイドサービス」に登録する主婦も多い。
※女性セブン2011年6月23日号