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太陽光発電で余った電力売れる 現在1kWhで42円と高値

震災以降、節電意識が高まり、改めて見直されている『太陽光発電』。「うちでもできる?」「どのくらいお得?」などの素朴な疑問に、家電コーディネーターの戸井田園子さんが答えてくれた。

Q:作った電気が売れるってホント?
A:「余った電気は電力会社に売ることができます。通常の電気代は1kWhあたり約22円ですが、現在の買い取り価格は42円とかなり高め。買い取り価格は契約を始めたときの価格で10年間固定するので、高値のいまがチャンス!」

Q:設置費用は高くないの?
A:「国の補助金額は1kWhあたり4万8000円。地方自治体は都道府県や市町村によって異なりますが、例えば大阪市の場合は1kWあたり7万円。4kWのパネルを購入した家庭なら両方あわせて47万2000円安く設置できます」

Q:停電のときに電気を使うことはできるの?
A:「実際に震災時、自家発電ができて助かったという声を聞いています。携帯電話やノートパソコンの充電、ラジオなど優先順位を決めて大切に使えば1500Wは充分な量。また、電気はガスに比べ、復旧も早かったんですよ」

Q:上手に節約する方法は?
A:「太陽光発電に対応したオール電化電力契約の場合、昼の電力単価は夜より高く設定されています。そこで、高値の昼は外出してたくさん電気を売り、安値の深夜電力を有効に活用すれば電気代の節約に」。さらに工夫次第では、太陽光発電で売ったお金ですべての光熱費をまかなうことも夢じゃない。

※女性セブン2011年8月4日号

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