芸能

吉川晃司 震災をきっかけに「隠していた妻子」と同居決断

 一般人のA子さん(43)と入籍したことを発表した吉川晃司(45)。また、夫婦の間にはすでに2才になる娘がおり、これまで2年間、未婚の父という状態だったことも明かした。

 これまで吉川は、インタビューなどで結婚観について聞かれるとそのたびに否定していた。

「何かの枠には、絶対にはまりたくない。家庭を持ったりすると、自分の中のナイフが錆びちゃう気がして」

 結婚しない大きな理由が仕事だった。現実離れしたロマンなり、男の歌なりを作っているときに、さっとお茶なんか出てきてしまったら、一気に現実に引き戻されてしまう。生活感ありありの曲を書いてしまうという恐怖感があるのだという。

 そして万が一結婚した場合は、「ハナレを作って、そこにカミさんと子供を住まわして、こっちからははいっていけるけど、向こうからは来られないという生活かな」とも答えていた。

 娘が生まれても、A子さんと結婚しなかった吉川について、レコード会社関係者はこう話す。

「仕事や女性ファンのことを考えたらやっぱり足がすくんだ部分もあったと思いますよ」

 この2年間、吉川に隠され続けた妻子を周囲の好奇の目が否応なく襲った。それでもA子さんの家族には、やはり吉川を信じる気持ちがあったからだろう。

「吉川さんはA子さんに充分な仕送りもしていたし、忙しい身でありながら、時間を作ってA子さんの実家にも顔を出していました。そういった真摯な態度が通じたんでしょう」(吉川の知人)

 また、突然の結婚には、3月11日の東日本大震災が大きな影響を与えたという。

「東北の被災地でガレキの撤去などのボランティア活動に参加した吉川は、“自分を見つめ直す機会があったし、人との絆を再確認した”といっていました。家族の大切さを痛感し“夫と妻、親と子は別々に暮らすべきではない”と思い知って、入籍、そして同居に踏み切ったんです」(前出・吉川の知人)

※女性セブン2011年8月25日・9月1日号

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